「地域名+業種」の検索で見つけてもらうための基本
近くのお店を探すとき、「地域名+業種」で検索する人はたくさんいます。特別な技術がなくてもできる、見つけてもらうための基本を5つにしぼって紹介します。
小さなお店や地域の事業にとって、いちばん来てほしいのは「近くで探している人」です。そうした人は、「〇〇市 整骨院」「〇〇駅 カフェ」のように、地域名と業種を組み合わせて検索することがよくあります。
この記事では、こうした検索で見つけてもらいやすくするための基本を5つ紹介します。どれも、むずかしい専門知識がなくても取り組めることです。ただし、検索の順位はさまざまな要素で決まり、「これをすれば必ず上位に出る」という方法はありません。ここで紹介するのは、見つけてもらうための土台づくりだと考えてください。
1. ページタイトルに「地域名」と「業種」を入れる
ページタイトルは、検索結果に大きく表示される見出しの部分です。ブラウザのタブにも表示されます。ここに何が書いてあるかは、検索する人にとっても、検索エンジンにとっても、ページの内容を知る大きな手がかりになります。
| 例 | 伝わること |
|---|---|
| トップページ|ひだまり | 屋号は分かるが、何のお店か、どこにあるか分からない |
| ひだまり|みどり駅前の自家焙煎カフェ | 場所と業種が分かり、探している人に合うかが伝わる |
地域名は、お客さまが実際に使いそうな言葉を選びます。市の名前、駅の名前、昔からの地名など、地域によって探し方が違うこともあります。ただし、地域名をたくさん並べすぎると読みにくくなるので、自然な文章の範囲にとどめましょう。
ページごとに説明文(検索結果でタイトルの下に出ることがある短い文)も用意しておくと、どんなページかが伝わりやすくなります。
2. 住所や電話番号の書き方をそろえる
お店の名前・住所・電話番号は、ホームページ、Googleビジネスプロフィール、SNS、ポータルサイトなど、いろいろな場所に載ります。この書き方が場所によってばらばらだと、同じお店の情報だと伝わりにくくなります。
- 「1丁目2番3号」と「1-2-3」が混ざっていないか
- ビル名や階数が、ある場所では省略されていないか
- 古い電話番号や、移転前の住所が残っていないか
- 屋号の表記(漢字・ひらがな・英字)がそろっているか
グルメサイトや地域の情報サイト、業種ごとの紹介サイトなどに載っている場合は、そこも忘れずに確認します。自分で登録した覚えがなくても、お店の情報が載っていることがあります。見つけたら、直せる範囲で正しい情報にしておきましょう。
ポイント
まず「正式な書き方」を1つ決めてメモしておき、どこに載せるときもそれをコピーして使うと、ずれを防げます。移転や電話番号の変更があったときは、載せている場所を一覧にして、まとめて直しましょう。
3. 業種・サービスごとに説明を用意する
「〇〇市 歯医者」だけでなく、「〇〇市 小児歯科」「〇〇駅 ホワイトニング」のように、もっと具体的な言葉で探す人もいます。提供しているサービスが複数あるなら、それぞれについて説明を用意しておくと、そうした探し方にも答えられます。
サービスごとに書いておきたいこと
- どんなサービスか、どんな人に向いているか
- 料金の目安や、かかる時間
- 流れや、事前に準備してほしいこと
- よくある質問
内容が多ければページを分け、少なければ1ページの中で見出しを分けるだけでもかまいません。大切なのは、探している人が知りたいことに答えているかどうかです。業種ごとの見せ方の例は、業種別のホームページ制作で紹介しています。
4. Googleビジネスプロフィールを整える
地域名と業種で検索すると、検索結果の上のほうに地図とお店の一覧が出ることがあります。ここに出てくる情報は、主にGoogleビジネスプロフィールに登録されたものです。
- 業種(カテゴリ)を正しく選ぶ
- 営業時間、定休日、臨時休業を正しく保つ
- 外観・内観・商品などの写真を載せる
- 「ウェブサイト」欄にホームページのアドレスを入れる
- 口コミに返信する
登録のしかたや写真・口コミの扱いは、Googleビジネスプロフィールの始め方で詳しく説明しています。
5. 情報を新しく保ち、少しずつ足していく
ホームページは、公開したら終わりではありません。営業時間が変わったのに古いまま、季節のメニューが去年のまま、という状態は、お客さまをがっかりさせてしまいます。
情報を新しく保つことに加えて、お客さまからよく聞かれることを、少しずつページに足していくのも効果的です。たとえば次のようなことです。
- 電話でよく聞かれる質問を、よくある質問に追加した
- 新しいメニューやサービスを、写真付きで載せた
- 季節の営業時間や休みの予定を、早めにお知らせした
- 事例やお客さまの声を、許可をもらって追加した
- 古くなった写真や料金を見直した
こうした積み重ねは、検索で探している人の疑問に答えることにもつながります。お知らせやブログを書く場合も、「今日は暑いですね」のような日記だけで終わらせず、「夏季休業のお知らせ」「〇〇地区への出張も始めました」のように、お客さまの役に立つ情報を中心にするのがおすすめです。タイトルを見ただけで内容が分かるようにしておくと、あとから読み返す人にも親切です。
スマホで見やすいことも大切
近くのお店は、外出先でスマホから探されることもよくあります。せっかく見つけてもらっても、文字が小さかったり、電話番号を押せなかったりすると、そのまま閉じられてしまうかもしれません。スマホでの見やすさについては、スマホで見やすいホームページの条件をご覧ください。
ホームページを公開したら、すぐに検索で出てきますか?
公開してから検索に表示されるまでには、時間がかかることがあります。Googleが無料で提供している「Google Search Console」を使うと、ホームページが検索にどう扱われているかを確かめられます。
対応エリアが広い場合、地域名はどう入れればよいですか?
すべての地域名をタイトルに並べるのではなく、拠点のある地域をタイトルに入れ、対応エリアはページの中で一覧にするのがおすすめです。地域ごとの事例があれば、それも紹介しましょう。
まとめ
「地域名+業種」で見つけてもらうための基本は、ページタイトルに地域名と業種を入れる、住所などの書き方をそろえる、サービスごとの説明を用意する、Googleビジネスプロフィールを整える、情報を新しく保つ、の5つです。どれもすぐに結果が出るものではありませんが、続けることで、探している人に届きやすくなります。
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