ホームページ制作の費用は何で決まる?見積もりの内訳と比べ方

同じ「ホームページ制作」でも、見積もりの金額は大きく変わります。その差がどこから生まれるのかを、内訳の項目ごとに見ていきます。

ホームページ制作の見積もりを取ってみると、依頼先によって金額がかなり違って驚くことがあります。「高いところは何が違うの?」「安いところは何かが足りないの?」と、判断に迷う方も多いでしょう。

この記事では、制作費を左右する主な要素を、見積もりの内訳に沿って説明します。金額そのものより、何にお金がかかっているのかが分かるようになると、見積もりを落ち着いて比べられます。

費用を左右する6つの要素

ホームページの制作費は、おおまかに次の6つで決まります。見積書の項目名は依頼先によって違いますが、中身はたいていこのどれかに当てはまります。

要素費用が増えやすいのは
ページ数・構成ページが多い、ページごとにデザインを変える
機能予約、ネット販売、会員ページ、お知らせの自動更新など
素材(文章・写真・イラスト)文章の作成や撮影、イラストを依頼する
修正の回数・進め方修正の回数が多い、途中で構成が大きく変わる
公開作業ドメインやサーバーの準備、メールの設定、既存サイトからの移行
公開後の保守更新の代行、表示の確認、相談対応などを続けて頼む

ここから、ひとつずつ見ていきましょう。

ページ数と構成

いちばん分かりやすい要素がページ数です。ページが増えるほど、デザインを整える手間も、文章を流し込む手間も増えます。

ただし、ページ数だけで決まるわけではありません。たとえば「トップページだけは凝ったデザインにして、ほかのページは同じ形でそろえる」場合と、「すべてのページを別々のデザインにする」場合では、同じページ数でも手間が違います。

1枚のページにまとめる選択肢

情報がそれほど多くないお店なら、1枚の縦長ページにまとめる方法もあります。ページ数が少ない分、費用をおさえやすく、スマホでも上から順に読めるので分かりやすくなります。あとから情報が増えたら、ページを分ければ大丈夫です。

機能(できること)

ホームページに「何をさせたいか」によっても費用は変わります。よくある機能を、手間の少ない順に並べるとおおよそ次のようになります。

  1. 電話のタップ発信、地図の埋め込み、SNSへのリンク
  2. 問い合わせフォーム(入力内容をメールなどで受け取る)
  3. お知らせやブログを自分で更新できる仕組み
  4. 予約の受付、外部の予約サービスとの連携
  5. ネット販売(決済)、会員ページ

問い合わせフォームひとつとっても、「入力された内容をどこで受け取るか」「受け付けたことを相手に自動で知らせるか」「迷惑な送信をどう防ぐか」など、決めることがいくつかあります。見積もりに「フォーム」と書いてあっても、どこまで含むかは依頼先によって違うので、中身を確かめておきましょう。

下に行くほど、作るときの手間だけでなく、公開後の管理や安全への配慮も必要になります。最初から全部を入れず、本当に必要な機能から始めると、費用も運用の負担も軽くなります。

素材の準備と、修正の進め方

作業の量は、素材がどれだけそろっているか、途中でどのくらい変更が入るかでも変わります。

素材(文章・写真・イラスト)

見落としやすいのが素材の準備です。ホームページに載せる文章や写真を、誰が用意するかで費用は変わります。

  • 自分で用意する:費用はおさえられますが、準備の時間が必要です。
  • 文章を整えてもらう:箇条書きのメモをもとに、読みやすい文章にしてもらう方法です。
  • 撮影やイラストを頼む:写真の質がそろい、雰囲気が伝わりやすくなります。写真がない場合は、イラストで代わりにする方法もあります。

素材がいつまでにそろうかも大切です。素材の到着が遅れると、そのぶん公開も遅れます。準備しておくと進めやすいものは、ホームページ制作を依頼する前に準備しておくことにまとめています。

修正の回数と進め方

多くの見積もりには、「修正は〇回まで」のような決まりがあります。デザインを見てから「やっぱり全体の色を変えたい」「ページの順番を入れ替えたい」となると、作り直しの手間が増えるためです。

ポイント

修正を少なくするコツは、作り始める前に「目的」「載せたい内容」「好きな雰囲気の参考サイト」を伝えておくことです。最初の認識がそろっていれば、細かい調整だけで済むことが多くなります。

見積もりを比べるときは、修正の回数だけでなく、「どこまでが修正で、どこからが追加の作業になるか」も確認しておきましょう。

公開作業と、公開後の保守

公開作業

ホームページは作っただけでは見られません。インターネット上の住所にあたるドメインの取得、ファイルを置く場所であるサーバーの準備、メールアドレスの設定などが必要です。すでにホームページがある場合は、古いページからの移行作業が入ることもあります。ドメインについては独自ドメインの基本で詳しく説明しています。

公開後の保守

公開したあとも、営業時間の変更、メニューの差し替え、写真の入れ替えなど、手を入れたい場面は意外と多いものです。こうした更新を頼める月ごとの保守を用意している依頼先もあります。ドメインやサーバーには毎年の費用がかかるので、制作費とは別に、続けてかかるお金も見積もりで確認しておくと安心です。

見積もりを比べるときのチェックポイント

合計金額だけで比べると、含まれている作業の違いに気づけません。次の点をそろえてから比べてみてください。

  • ページ数と、各ページに何が載るかが書いてある
  • フォームなどの機能が、見積もりに含まれているか分かる
  • 文章・写真・イラストを、誰が用意する前提か分かる
  • 修正の回数と、追加料金になる条件が書いてある
  • ドメイン・サーバー・メールの準備が含まれているか分かる
  • 公開後に毎年・毎月かかる費用と、その内容が分かる
  • スマホでの表示を確認してくれるか分かる
  • ドメインなどの名義が、自分(お店)になるか分かる

金額の差に気づいたら

同じような内容に見えて金額が大きく違うときは、たいてい「含まれている作業」が違います。たとえば、片方はスマホでの表示確認や公開作業まで含み、もう片方は含んでいない、ということがあります。反対に、高い見積もりには、自分では必要ないと感じる作業が入っていることもあります。項目ごとに「これは必要か」を考えると、予算に合わせて調整しやすくなります。

分からない項目があれば、遠慮なく質問しましょう。内訳をていねいに説明してくれるかどうかも、依頼先を選ぶ判断材料になります。

まとめ

ホームページの制作費は、ページ数、機能、素材、修正、公開作業、保守の6つで決まります。見積もりを比べるときは、合計金額よりも「何が含まれているか」をそろえて見ることが大切です。

Avrencalのお見積もりは無料で、項目ごとの内訳をお出ししています。まずは「こんなホームページにしたい」というイメージだけでも、お見積もりのページからお気軽にお知らせください。