ホームページ制作を依頼する前に準備しておくこと7つ

準備が少しあるだけで、打ち合わせは短く、修正は少なく、仕上がりはイメージに近くなります。完璧でなくてよいので、依頼の前に整理しておきたいことを7つ紹介します。

ホームページ制作を頼もうと決めたものの、「何から伝えればいいのか分からない」という方は少なくありません。何も決まっていない状態で相談しても大丈夫ですが、いくつか整理しておくだけで、話がぐっと早く進みます。

この記事では、依頼の前に準備しておきたいことを7つ紹介します。全部そろっていなくても問題ありません。分かるところから書き出してみてください。

中身を考える:目的と載せたい内容

まずは「何のために、何を載せるか」です。ここが決まると、そのあとの話がすべて進めやすくなります。

1. ホームページを作る目的

いちばん大切なのが目的です。「なんとなく必要そうだから」ではなく、ホームページで何をしてほしいかを考えてみましょう。

  • 新しいお客さまに見つけてもらいたい
  • 電話での問い合わせを減らし、よくある質問に答えておきたい
  • 予約や問い合わせを、営業時間外にも受け付けたい
  • 求人のときに、職場の雰囲気を伝えたい
  • 名刺やチラシを見た人に、詳しい情報を見てもらいたい

目的が決まると、トップページに何を置くか、どんな機能が必要かが自然に決まってきます。目的は1つに絞らなくてもかまいませんが、いちばん大事なものを1つ選んでおくと、デザインの方向がぶれにくくなります。

2. 載せたい内容のメモ

次に、ホームページに載せたい内容を書き出します。きれいな文章でなくて大丈夫です。箇条書きのメモで十分です。

  • お店や事業のひとこと紹介
  • メニュー・サービスの内容と料金(目安でもよい)
  • 営業時間、定休日、住所、連絡先
  • お客さまからよく聞かれる質問
  • お店を始めたきっかけや、大切にしていること

メモは、たとえば次のような書き方で十分です。

  • 店名:〇〇整体院(駅から徒歩5分)
  • やっていること:肩こり・腰痛の整体、産後の骨盤ケア
  • 料金:初回〇〇円、2回目から〇〇円くらい
  • よく聞かれること:予約は必要?着替えはある?子ども連れで行ける?

どんな項目を載せればよいか迷ったら、小さなお店のホームページに載せるべき10項目を参考にしてください。

見た目を考える:参考サイトと写真

3. 参考にしたいサイト

「明るい感じ」「落ち着いた雰囲気」といった言葉は、人によって思い浮かべるものが違います。好きなホームページを2〜3つ見つけて、どこが好きかをメモしておくと、イメージのずれが減ります。

参考にするのは、同じ業種でなくてもかまいません。「この色づかいが好き」「写真の大きさがちょうどいい」「メニューの並べ方が分かりやすい」のように、部分ごとに好きなところを挙げるのがコツです。反対に、「こういうのは苦手」という例があると、それも大きなヒントになります。

業種ごとの見せ方の例は、制作サンプルでも紹介しています。

4. 写真やロゴ

写真は、ホームページの印象を大きく左右します。手元にあるものを集めておきましょう。

  • お店の外観・内観
  • 商品、料理、施術、作品などの写真
  • 代表者やスタッフの写真(顔出しに抵抗があれば、手元や後ろ姿でも)
  • ロゴのデータ(あれば)

ポイント

スマホで撮った写真でも使えます。明るい時間帯に、窓の近くなど自然な光で撮ると、きれいに仕上がりやすくなります。写真が足りない場合は、撮影やイラストで補う方法もあるので、制作を頼むときに相談してみましょう。

なお、ネットで見つけた画像や、他の人が撮った写真は、勝手に使うことはできません。使ってよいものか分からない場合は、事前に確認しておきましょう。

アドレスを確かめる:ドメインとメール

5. ドメインとメールアドレス

ドメインは、ホームページのアドレス(URL)の「〇〇.com」や「〇〇.jp」にあたる部分です。すでに持っているか、これから取るかを確認しておきます。

  • すでにホームページがある場合:ドメインの管理画面に入れるか、誰の名義になっているか
  • これから取る場合:使いたい名前の候補(屋号のローマ字など)
  • メールアドレス:今のアドレスを使い続けるか、ドメインを使ったアドレスを作るか

以前の制作会社や知人に頼んで、ドメインの名義や管理がその人のままになっていると、あとで困ることがあります。名義は自分(お店)にしておくのが基本です。くわしくは独自ドメインの基本をご覧ください。

計画を立てる:予算と時期

6. 予算と、毎月・毎年かけられる費用

予算の目安を伝えておくと、その範囲で何ができるかを提案してもらいやすくなります。「この金額でできる範囲で」という伝え方でも大丈夫です。

また、制作費だけでなく、公開したあとにかかる費用も考えておきましょう。ドメインやサーバーには毎年の費用がかかります。更新作業を頼む場合は、その費用も必要です。費用がどう決まるかはホームページ制作の費用は何で決まる?で解説しています。

7. 公開したい時期と、更新のしかた

「開店に合わせたい」「チラシを配る前に公開したい」など、時期の希望があれば早めに伝えます。素材がそろう時期や、確認に使える時間も合わせて考えておくと、無理のない予定が立てられます。

制作が始まると、デザインの確認や文章のチェックなど、お店の側で見てもらう場面が何度かあります。忙しい時期と重なると確認が遅れ、そのぶん公開も遅れてしまいます。確認に使える曜日や時間帯、連絡の取りやすい方法(メール、チャット、電話など)も、最初に伝えておくとスムーズです。

公開後に、誰がどのくらいの頻度で更新するかも決めておきましょう。自分で更新したいのか、頼みたいのかによって、作り方が変わることがあります。

準備のチェックリスト

  • ホームページの目的を、ひとことで言える
  • 載せたい内容を、箇条書きで書き出した
  • 参考にしたいサイトと、好きなところをメモした
  • 使える写真とロゴを1か所に集めた
  • ドメインの有無と、名義・管理者を確認した
  • 予算と、公開後にかけられる費用の目安を決めた
  • 公開したい時期と、更新の担当を考えた
何も決まっていなくても、相談してよいですか?

大丈夫です。目的やお店の特徴を話しているうちに、載せる内容が見えてくることはよくあります。この記事の項目は、話を早く進めるための目安と考えてください。

文章を書くのが苦手です。どうすればよいですか?

箇条書きのメモや、お客さまによく話している説明を録音したものでもかまいません。依頼先によっては、そこから読みやすい文章に整えてもらえます。

まとめ

依頼の前に、目的・内容・参考サイト・写真・ドメイン・予算・時期を整理しておくと、打ち合わせがスムーズになり、仕上がりもイメージに近づきます。ただ、すべてを自分だけで決める必要はありません。

Avrencalでは、決まっていない部分もいっしょに整理しながら進めています。メモの段階でもかまいませんので、無料のお見積もりからお気軽にご相談ください。