地域名を入れたページタイトルと説明文の付け方
「地域名を入れるとよい」と聞いても、実際にどう書けばよいかは迷うものです。業種別の例を見ながら、自分のお店に当てはめられる型を紹介します。
ページタイトルに地域名を入れるとよい、という話はよく聞きます。けれど、いざ書こうとすると「どの地名を使うか」「どこまで入れるか」「説明文には何を書くか」で手が止まりがちです。
この記事では、ページタイトルと説明文の基本の型と、業種別の例を紹介します。ページごとの変え方や、入れすぎを防ぐ見直し方もまとめたので、今のホームページの点検にも使ってください。地域名で見つけてもらうための全体の考え方は、「地域名+業種」の検索で見つけてもらうための基本で説明しています。
ページタイトルと説明文は、どこに出るのか
ページタイトルは、検索結果でいちばん大きく表示される見出しです。ブラウザのタブや、ブックマークの名前にも使われます。説明文は、検索結果でタイトルの下に出ることがある短い文章です。
どちらも、ホームページの見た目には出てきません。ページの裏側(HTMLの中)に書く情報なので、作ったまま見直されずにいることがよくあります。
- ページタイトル:検索結果の見出し、ブラウザのタブ、ブックマークの名前
- 説明文:検索結果でタイトルの下に出る文(出ない場合もある)
なお、検索結果に出る文は、書いた説明文がそのまま使われるとは限りません。検索された言葉に合わせて、Googleがページの本文から文を選んで表示することもあります。タイトルも、内容に合わせて書き換えて表示されることがあります。それでも、自分で整えておけば、意図に近い形で出やすくなります。
ページタイトルの基本の型
小さなお店のトップページなら、次のどちらかの型で考えると書きやすくなります。
- 型A:屋号|地域名の業種(例:ひだまり|みどり駅前の自家焙煎カフェ)
- 型B:地域名の業種 屋号(例:みどり駅前の自家焙煎カフェ ひだまり)
屋号ですでに知られているお店は型A、屋号よりも「何のお店か」を先に伝えたいお店は型Bが向いています。迷ったら、検索結果の見出しを見た人が「自分が探しているお店だ」と分かるかどうかで決めましょう。
地域名の選び方
地域名は、お客さまが実際に使う言葉を選びます。市や区の名前、駅の名前、昔からの地名など、地域によって探し方が違います。お客さまに「どこにあるお店か、人に説明するときどう言いますか」と聞くと、ヒントが見つかることがあります。
駅から近いお店は駅名、住宅地のお店は町名や区名、車で来る人が多いお店は市の名前、というように、お客さまの来かたで考えるのも1つの方法です。
業種別の例
架空のお店で、トップページのタイトルと説明文の例を作りました。地名や屋号を入れ替えて、自分のお店に合わせてみてください。
| 業種 | ページタイトルの例 | 説明文の例 |
|---|---|---|
| カフェ | ひだまり|みどり駅前の自家焙煎カフェ | みどり駅北口から歩いてすぐの自家焙煎カフェです。季節のタルトと、豆の量り売りもあります。営業時間とメニューはこちら。 |
| 美容室 | ヘアサロン こもれび|あおば区の美容室 | あおば区の住宅街にある、席が2つの小さな美容室です。カットとカラーの料金、スタイル写真、予約の方法を載せています。 |
| 歯科医院 | さくら歯科クリニック|ひがし台駅の歯医者 | ひがし台駅から歩いて通える歯科医院です。一般歯科と小児歯科の診療時間、初めての方の受診の流れをご案内します。 |
| 工務店 | 森の木工務店|みなみ市の注文住宅とリフォーム | みなみ市を中心に、木の家の注文住宅とリフォームを手がける工務店です。施工事例と家づくりの流れをご覧いただけます。 |
| 学習塾 | あすなろ学習教室|きた町の小中学生向け個別指導 | きた町の小学生・中学生向けの個別指導塾です。コースと時間割、料金、体験授業の申し込み方法を載せています。 |
| 訪問型の仕事 | くらし整理サービス|にし市とその周辺の片付け | にし市とその周辺にうかがう、家の片付けと不用品整理の相談窓口です。対応エリアと作業の流れをご案内します。 |
説明文は、「どこの・何のお店か」に続けて、「そのページで何が分かるか」を書くのがコツです。検索した人は、開く前に「知りたいことが載っていそうか」を見ています。
ポイント
タイトルも説明文も、長すぎると後ろが省略されて表示されます。どこで切れるかは画面の幅などで変わるので、大事な言葉ほど前に置くと考えておけば安心です。
ページごとにタイトルと説明文を変える
すべてのページが同じタイトルだと、検索結果で見分けがつかず、どのページを開けばよいか分かりません。ページごとに「そのページに何があるか」を前に出し、屋号は後ろに置きます。トップページで地域名を入れていれば、ほかのページで毎回入れる必要はありません。
| ページ | タイトルの例(架空のカフェ) |
|---|---|
| トップ | ひだまり|みどり駅前の自家焙煎カフェ |
| メニュー | メニューと料金|ひだまり(みどり駅前のカフェ) |
| アクセス | アクセス・駐車場|ひだまり |
| お知らせの記事 | 年末年始の営業日のお知らせ|ひだまり |
| 豆の通販 | 自家焙煎コーヒー豆の通販|ひだまり |
説明文も同じです。メニューのページなら「人気のメニューと料金」、アクセスのページなら「駅からの道順と駐車場」のように、そのページの中身を書きます。全ページに同じ説明文を入れるくらいなら、まずはよく見られるページから1枚ずつ書き分けていきましょう。
地域名を詰め込みすぎない
「たくさん入れたほうが見つかりやすい」と考えて、地名や業種を並べてしまうことがあります。次のような書き方は、かえって逆効果になりかねません。
- 悪い例:みどり市 カフェ みどり駅 カフェ あおば区 カフェ ランチ ひだまり
- 見直した例:ひだまり|みどり駅前の自家焙煎カフェ
地名を並べたタイトルは読みにくく、検索結果で見た人に「何のお店か」が伝わりません。Googleも、言葉を不自然に詰め込んだページを好ましくないものとしています。タイトルは1つの地域名と1つの業種を軸にし、ほかの地名は本文の中で自然に書きましょう。
対応エリアが広い場合も同じです。拠点の地域だけをタイトルに入れ、対応エリアの一覧や地域ごとの事例は本文で紹介します。実際に仕事をしていない地域の名前を入れるのは、探している人を迷わせるので避けましょう。
よくある質問
ページタイトルや説明文は、自分で書き換えられますか?
使っている仕組みによって違います。更新の管理画面で書き換えられる場合もあれば、制作した人に頼む必要がある場合もあります。どこで変えられるかを、制作時に確認しておくと安心です。
タイトルを変えたら、すぐに検索結果も変わりますか?
検索結果に反映されるまでには時間がかかります。Googleが無料で提供しているSearch Consoleで、そのページの登録をリクエストすることもできます。
まとめ
ページタイトルは「屋号|地域名の業種」のような型で、大事な言葉を前に置きます。説明文には「どこの・何のお店か」と「そのページで分かること」を書きます。ページごとに中身に合わせて変え、地域名は詰め込みすぎないことが大切です。
Avrencalでは、小さなお店や個人事業のホームページ制作をお受けしています。タイトルの付け方に迷ったときも、無料のお見積もりからご相談ください。