営業時間・定休日の載せ方と書き方

「今日は開いている?」「何時まで入れる?」。営業時間は、お客さまがホームページでいちばんよく確かめる情報のひとつです。読み違えられない書き方と、変わったときに困らない更新のしかたをまとめました。

営業時間は、短い情報なのに意外と伝わりにくいものです。「火曜定休」と書いてあっても、祝日の火曜はどうなのか。「18時まで」は閉店の時刻なのか、受付の締め切りなのか。お客さまが迷った末に「行ってみたら閉まっていた」となると、そのお店への印象は下がってしまいます。

この記事では、営業時間・定休日・臨時休業を、ホームページでどう載せればよいかを具体的に紹介します。表の作り方、書き方の例、Googleマップとそろえるコツ、変更したときの手順まで順に見ていきます。

まず決めること:祝日・昼休み・最終受付の扱い

営業時間を見に来る人の多くは、「今日(またはこの日)、この時間に行けるか」を知りたい人です。そのために必要な情報は、次のとおりです。

  • 営業している曜日と時間(開店・閉店)
  • 定休日(毎週か、第何週か、不定休か)
  • 昼休みや中休みの有無
  • 最終受付・ラストオーダーの時刻
  • 祝日・年末年始など、ふだんと違う日の扱い
  • 臨時休業や営業時間の変更の予定

このうち、あいまいになりやすいのは「祝日」「昼休み」「最終受付」の3つです。書く前に、お店としての決まりを一度言葉にしておくと、表がすっきりまとまります。たとえば「祝日は営業、ただし月曜が祝日のときは翌火曜が休み」のように、例外まで決めておきましょう。

祝日

祝日の扱いは、お客さまがもっとも迷うところです。「祝日は営業」「祝日は休み」「祝日は日曜と同じ時間」のどれなのかを、必ず文字で書いておきましょう。定休日と祝日が重なったときに、別の日に振り替えて休む場合は、そのことも書きます。

例:「定休日が祝日の場合は営業し、翌日をお休みとします。」

昼休み・中休み

昼休みがあるのに「10:00〜19:00」とだけ書くと、昼に来たお客さまが困ります。「10:00〜13:00/14:00〜19:00」のように、時間を区切って書きます。飲食店でランチとディナーの間に準備時間がある場合も同じです。

最終受付・ラストオーダー

閉店時刻と、受付やラストオーダーの時刻は分けて書きます。施術や診察に時間がかかるお店では、メニューによって最終受付が変わることもあります。その場合は「カット 18:00まで/カラー・パーマ 17:00まで」のように、内容ごとに書くと親切です。

ポイント

「18時まで」のような書き方は、閉店なのか受付終了なのか、人によって受け取り方が変わります。「営業 〜18:00(最終受付 17:30)」のように、どちらの時刻か分かる言葉を添えましょう。

見やすい営業時間表の作り方

曜日によって時間が違うお店は、表にすると一目で分かります。曜日を横に並べ、時間帯を縦に並べる形が見やすく、病院や美容室などでもよく使われます。

時間月火水木金土日・祝
10:00〜13:00○休○○○○○
14:00〜19:00○休○○○17:00まで休

この例では、昼休み(13時〜14時)が表から自然に読み取れます。土曜の午後だけ早く閉まる、日曜・祝日は午前のみ、といった違いも1枚で伝わります。表の下には、記号の意味と例外を文章で添えます。

  • 「○」「休」などの記号の意味(「○=営業」「休=休業」)
  • 最終受付の時刻(「受付は終了の30分前まで」など)
  • 祝日の扱い(「祝日は日曜と同じ時間で営業」など)
  • 不定休の場合の確認方法(「お休みはお知らせ欄でご案内します」)

曜日で時間が変わらないお店は文章でもよい

毎日同じ時間で、定休日が決まっているお店なら、表にしなくても十分です。むしろ短い文のほうが、スマホでは読みやすいこともあります。

例:「営業時間 11:00〜20:00(ラストオーダー19:30)/定休日 毎週水曜日・第3木曜日(祝日の場合は営業)」

スマホでの見え方を確かめる

曜日が8列あると、スマホの画面では表が横にはみ出しやすくなります。列の幅を詰める、曜日を1文字にする、横にスクロールできるようにする、などの工夫が必要です。表がどうしても入らない場合は、「平日」「土曜」「日曜・祝日」の3行に分けた縦長の表にする方法もあります。スマホでの見やすさの考え方は、スマホで見やすいホームページの条件でも紹介しています。

営業時間は画像ではなく文字で載せる

お店のチラシやポスターの営業時間を、画像のまま載せているホームページもあります。手軽ですが、次のような困りごとがあります。

  • スマホでは文字が小さく、拡大しないと読めない
  • 検索エンジンが時間を読み取りにくい
  • 画面の読み上げ機能を使う人に伝わらない
  • 時間を変えるたびに、画像を作り直す必要がある

営業時間は文字で載せるのが基本です。表も、画像ではなくHTMLの表(文字の表)で作ります。デザインの雰囲気を出したいときは、色や線、余白で整えれば十分です。

どこに載せるか

営業時間は1か所だけでなく、見つけやすい場所に置きます。おすすめは次の3か所です。

  1. トップページ:最初の画面の近くに、短い形で(「本日 10:00〜19:00」や営業日の一覧)
  2. アクセス・店舗情報のページ:表と例外の説明をすべて
  3. 全ページの下(フッター):営業時間と定休日を1〜2行で

同じ情報を何か所にも書くと、変更のときに直し忘れが起きやすくなります。直す場所を一覧にしておくか、1か所を直せばすべてに反映される作りにしておくと安心です。

Googleマップの情報とそろえる

お店を探す人の多くは、ホームページだけでなく、Googleマップに表示されるお店の情報(Googleビジネスプロフィール)も見ています。ホームページとGoogleマップで営業時間が違うと、お客さまはどちらを信じればよいか分からなくなります。

  • ホームページとGoogleマップの、曜日ごとの営業時間が同じ
  • 定休日・祝日の扱いが同じ
  • 年末年始や祝日など、特別な日の営業時間も登録している
  • SNSのプロフィール欄の営業時間も同じ
  • チラシや店頭の掲示とも食い違いがない

Googleビジネスプロフィールには、通常の営業時間とは別に、祝日などの特別な営業時間を登録する機能があります。ただし、設定の画面や項目は変わることがあるので、操作は公式ヘルプで確認してください。また、Googleビジネスプロフィールは、お客さまと直接やり取りする事業が対象です。登録の考え方はGoogleビジネスプロフィールの始め方をご覧ください。

臨時休業・営業時間を変えたときの更新

臨時休業や時間の変更は、決まったらできるだけ早く知らせます。お知らせを書くだけでなく、営業時間表そのものを直す必要があるかどうかも考えます。

変更の種類直す場所
1日だけの臨時休業お知らせ、トップページの目立つ場所、Googleマップの特別営業時間、SNS
一定期間の時間短縮お知らせ(期間を明記)、営業時間表の近くに注記、Googleマップ
ずっと続く変更(定休日の変更など)営業時間表、フッター、Googleマップの通常の営業時間、SNS、チラシ

期間が決まっている変更は、終わったあとに元へ戻すことを忘れがちです。お知らせを出すときに、戻す日もカレンダーに入れておきましょう。年末年始などの長いお休みの告知は、年末年始・長期休業の告知の出し方で詳しく紹介しています。

臨時休業のお知らせは、「〇月〇日(〇)は、店主の所用のため臨時休業いたします。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」のように、日付と曜日、お休みすることがはっきり伝われば十分です。理由はくわしく書かなくてもかまいません。

よくある質問

不定休のお店は、どう書けばいいですか?

「不定休」とだけ書くと、お客さまは確かめようがありません。「お休みの日は、お知らせ欄と月ごとの営業カレンダーでご案内します」のように、確認の方法を必ず添えましょう。月ごとにお休みの日を載せる場合は、翌月分を早めに出しておくと予定が立てやすくなります。

予約制のお店でも、営業時間は載せたほうがいいですか?

載せたほうが親切です。予約を受けられる時間帯、電話がつながる時間帯、予約がない日の扱いを書いておくと、お客さまが連絡するタイミングに迷いません。

まとめ

営業時間は、曜日ごとの時間、定休日、祝日・昼休み・最終受付の扱いを、文字ではっきり書くことが大切です。曜日で時間が違うなら表に、同じなら短い文章に。トップ・店舗情報・フッターに置き、Googleマップやほかの場所とそろえます。変更したときは直す場所を一覧で確かめ、期間限定の変更は戻す日も決めておきましょう。

Avrencalでは、営業時間表をスマホでも読みやすい形で作っています。どんな見た目になるかは、制作サンプルでも確かめられます。