Googleマップに載せる写真の選び方

Googleマップでお店を見つけた人は、写真を見て「行ってみようか」を決めます。どんな写真を、どう撮って、いつ入れ替えるかを順番に紹介します。

Googleマップでお店を調べると、名前や営業時間といっしょに写真が並びます。初めての人にとって、この写真はお店の様子を知るほぼ唯一の手がかりです。けれど、「何を載せればいいか分からない」「とりあえず数枚だけ」というお店も少なくありません。

この記事では、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)に載せる写真を、外観・内観・商品・人の4種類に分けて選び方を紹介します。明るく撮るコツや入れ替えの時期、ホームページの写真との使い分けもまとめました。

マップの写真は「行く前の下見」に使われる

マップで写真を見る人は、たいてい次のようなことを確かめています。

  • お店の前まで行ったとき、迷わずに見つけられるか
  • 中は広いか、落ち着けそうか、子ども連れでも入りやすいか
  • どんな商品やメニューがあって、おいしそうか
  • どんな人がやっているお店か

つまり、マップの写真は「きれいな写真」よりも、行く前の不安を減らす写真が役に立ちます。おしゃれな1枚よりも、入口が分かる1枚のほうが助かる、という場面はよくあります。

写真を載せる前に:対象になる事業か確認を

Googleビジネスプロフィールは、営業時間中にお客さまと対面でやり取りする事業が対象です。お店に来てもらう事業のほか、訪問してサービスを行う事業も登録できます。やり取りがオンラインだけで完結する事業は対象外とされています。登録の流れと条件は、Googleビジネスプロフィールの始め方で説明しています。

そろえたい4種類の写真

1. 外観:お店の前まで来た人が「ここだ」と分かる

通りの向かい側から、建物と看板が1枚に入るように撮ります。ビルの中のお店なら、ビルの入口、エレベーターや階段の場所、お店のドアの写真も足しましょう。昼の写真に加えて、夜に営業するお店なら、明かりのついた夜の外観もあると、暗い時間に来る人が迷いません。

駐車場や自転車置き場がある場合は、その場所が分かる写真も喜ばれます。入口に段差がない、ベビーカーで入れる、といったことも写真で伝わります。

2. 内観:広さと雰囲気が伝わる

お店の奥から入口に向かって撮ると、全体の広さが伝わりやすくなります。カウンター席、テーブル席、個室など、席の種類が分かる写真もあると選びやすくなります。美容室なら施術の席、教室なら授業をする部屋、医院なら待合室など、お客さまが実際に過ごす場所を中心にしましょう。

3. 商品・メニュー・サービス:いちばん選ばれているもの

人気のメニューや定番の商品から載せます。全部をそろえる必要はありません。「これを目当てに来てほしい」というものを、1つずつていねいに撮るほうが伝わります。形のないサービスなら、作業の様子や、使う道具、仕上がりの例を写真にします。

4. 人:どんな人がやっているか

店主やスタッフの写真は、初めての人の安心につながります。顔を出すのに抵抗があれば、手元や作業中の後ろ姿でもかまいません。スタッフを写すときは、本人の了承を取ってから載せましょう。お客さまが写り込む写真も、了承がなければ載せないか、分からないように撮り直します。

まず何から撮るか

一度に全部そろえるのが大変なら、順番を決めて撮りましょう。おすすめは、外観、内観、商品、人の順です。外観と内観は、お店の場所と雰囲気を伝える土台になるので、季節が変わってもあまり古くなりません。商品と人の写真は、変化に合わせて少しずつ足していけば十分です。

撮る日は、お客さまが少ない開店前や定休日が向いています。席や棚を整えてから撮ると、それだけで印象が変わります。同じ場所を、横向きと縦向きの両方で撮っておくと、あとで使い分けられて便利です。

明るく、ありのままに撮るコツ

マップの写真は、スマホの小さな画面で見られます。次のことに気をつけるだけで、見え方がかなり変わります。

  • 昼間の自然光の入る時間に撮る(料理や商品は窓の近くで)
  • 暗い写真は、撮ったあとに明るさを少し上げる
  • 外観は、看板と入口が切れないように少し離れて撮る
  • レンズの汚れを拭いてから撮る
  • 散らかった物や、私物が写り込んでいないか見る
  • 実際より広く見せすぎる加工や、色を変えすぎる加工はしない

加工しすぎた写真は、来てくれた人に「写真と違う」と思われてしまいます。実際の様子に近いことを大切にしましょう。写真の形式や大きさの決まりは変わることがあるので、載せるときはGoogleの公式ヘルプで確認してください。撮り方の基本は、写真がないときのホームページの作り方でも紹介しています。

ホームページの写真との使い分け

同じ写真をマップとホームページの両方に使ってもかまいません。そのうえで、それぞれの役割を意識すると、写真がより活きます。

Googleマップホームページ
見る人近くで探している人、行くかどうか迷っている人お店に興味を持って、詳しく知りたい人
向いている写真外観・入口・内観など、場所と様子が分かる写真商品の詳しい写真、こだわりや作業の様子、事例
添える情報写真だけで伝わることが多い写真に説明の文章や料金を添えられる
入れ替え季節や改装のたびに足していくページを見直すときにまとめて入れ替える

マップで場所と雰囲気を見てもらい、ホームページで中身を詳しく知ってもらう、という流れを考えると、載せる写真を選びやすくなります。

写真の入れ替えと、お客さまが投稿した写真

写真は一度載せたら終わりではありません。次のようなときは、写真を見直す日にしましょう。

  • 改装した、看板や入口が変わった
  • メニューや商品が入れ替わった、季節の商品が出た
  • スタッフが変わった
  • 写っている商品をもう扱っていない

マップには、お客さまが撮った写真も表示されます。お客さまの写真は、お店の側で自由に消せるわけではありません。ただ、お店の写真を新しく足していけば、今の様子が伝わりやすくなります。明らかに別のお店の写真や、不適切な写真がある場合は、Googleに報告する方法があります。手順は変わることがあるので、公式ヘルプを確認してください。

よくある質問

写真は何枚くらい載せればよいですか?

決まった枚数はありません。まずは外観・内観・商品・人の4種類を、それぞれ1〜2枚ずつそろえることから始めましょう。そのあと、季節ごとに少しずつ足していくのがおすすめです。

プロに撮ってもらった写真でないとだめですか?

スマホで撮った写真でも十分です。明るさと、実際の様子に近いことのほうが大切です。外観や内観だけはていねいに撮っておくと、長く使えます。

まとめ

Googleマップの写真は、お客さまが行く前に見る下見の材料です。外観・内観・商品・人の4種類をそろえ、明るく、ありのままに撮りましょう。マップでは場所と様子を、ホームページでは中身を詳しく、と役割を分けて、変化があったら入れ替えていくのが基本です。

ホームページの写真の見せ方に迷ったら、Avrencalの制作サンプルも参考にしてみてください。